『今日は、元同僚の施設見学へ行ってきました☆』
今日は、以前一緒に働いていた同僚の施設見学へ行ってきました☆
まだ、20代の頃から
『子供から~お年寄りまで、地域と交流出来る施設を建てたい☆』
と言っていた元同僚は、
本当に、素晴らしい施設を建てておられました☆
何にも縛られない。
純粋に生活する『家庭的な施設』でした。
理想論では良く
『家庭的な施設。』
を掲げた施設は沢山あります。
でも、現実は…
転倒リスクに気をつけ、ケガをさせないように❗️
ナースコールが鳴りやまない…。
家族や利用者さんからの クレームがある度に、マニュアル化していく。
いつも時間に追われ、食事、排泄、入浴など基本的なことで1日が過ぎる。
壁に覆われ、季節感もなく、今、朝なのか、夜なのか‥?季節はいつなのか‥?
分からない‥。
気軽に外には出れない…。
何か要望があったとしても、すぐに対応出来ず
「ちょっと待ってて下さい。」
が、口癖になる。
そんな施設が多いのが現状だと思う…。
天と地がひっくり返ったような何とも家庭的な施設で、職員も利用者さんも、ゆったりと皆さんが落ち着いている。
『認知症の人でも、その人の存在の意味。』
『必要であること。』
『スタッフも利用者さんも共に生活する。』
そのことを大切にし、一人一人に役割を持って生活して頂いているそうです。
男性の方は、洗車をしたり、地域のゴミ拾いや、お店の陳列などを手伝う。
女性の方は、献立を皆さんで考え、皆さんで食事を作る。
職員も一緒にお昼ご飯を食べる。
庭の草とりを皆さんでしたり…
スタッフの子供さんも、自然におばあちゃん達と草取りしながら、虫で遊んだり。
スタッフの子供さんと、利用者さんは、一緒に1日を過ごす。
泣いていれば、あやして貰ったり、
知恵を教えて貰ったり…
また、子供も自然に、
おばあちゃん、おじいちゃんに
「はい、どうぞ!」
と、椅子を用意してあげたり。
「お手伝いに来ている。』
「ボランティアに来ている。』
という感覚でデイサービスを利用して頂いているそうです。
現実は…
その職場に入れば、
施設の方針に従って、スタッフは動く。
“それ、おかしいよな…
何でそんなことするん…?”
と思っていても、職場の雰囲気はなかなか変えれない…
介護士として、若い子たちが働いてくれる人も、少なくなっている。
“もし、自分が、認知症になったとして、
自分自身で思うように動けなくなったら。”
“我が子から、突然、何の話しもなく
老人施設へ行かされるようになったら。”
どう思いますか?
自分もいずれは、施設のお世話になる時が来るかもしれません…。
親が、そうなるかもしれません…。
もっと、現実的に自分に置き換えて
考えてみたら…
生きていることがしんどいと思う。
何か、スゴく…
色んなことを、考えさせられた日でした。
元同僚はやっぱり、
自然体で
大切な何かをちゃんと解っている。
そんな施設長でした☆
全てのリスクを背負っても、
「その人らしさ。』
「一人一人の存在の意味。」
を大切にしている。
こんな人もいるんだね☆
お土産もたくさん、頂いて帰りました~☆
*ふすまで作った封筒
*マスキングテープを張ったクリップ
*パッチワークのようなお碗など…
売り物に出来そうな物ばかり。
全て、利用者さんの作品です☆
有り難いことに☆
この施設で、
月に一回/パステル和(NAGOMI)アート
をさせて頂くことになりました。
私は、詩を伝える為に、
パステル和アートの準インストラクターを取ったので、教室などは、考えてなかったのですが…
こんな理想的な施設で、お手伝い出来たらと思い、引き受けさせて頂きました☆
試しに5月のパステル和アートを描いてみました。
何とも、こんなので良いのか‥?
薔薇のアーチに見えるのかな~?
と…。工夫が必要かなぁ‥と、思いつつ、
せっかくの出逢いを大切に~☆
楽しみながら、やってみようかと思います。
*テーマは5月;薔薇『人と人をつなぐ 幸せのアーチ』です。
今日も、訪室して頂き、ありがとうございました☆
*tama.kana*